フレグランス用語辞典
フレグランス用語辞典
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ア行
- アクアティックノート
- 小川のせせらぎを思わせるナチュラルな「水」のニュアンスのノート。90年代に開発された新合成香料、キャローンによって可能になった表現で、エコロジーブームとともに注目された。KENZOの「ローパ・ケンゾー」が有名。
- アトマイザー
- 携帯に便利なよう、香水を本来のビンから移し替える目的でつくられたスプレー式のミニボトルのこと。一度フレグランスを入れ、さらに別の香りを詰め替える時は、必ず無水エチルアルコールで、付着した前の香料を洗い流そう。
- アニマルノート
- 動物系の香料を用いた香りのこと。ムスクやシベット、カストリウム(ビーバーの生殖腺)など、セクシーなニュアンスのものが多い。
- アルデヒドノート
- 天才調香師エルネスト・ボーが「シャネル5番」を調香した際に作り出した合成香料。ヨーロッパの森林をイメージした、といわれる。結合液として加えると華やかさ、優美さを増幅させる効果がある。
- アロマテックノート
- アロマとは・・・フランス語で「芳香」の意。本来のおしゃれ目的に加え、リラックス効果など、心理的なアロマ作用をもねらった新タイプの香り。ランコム「アロマ」やゲラン「アクアアレゴリア」など。
- アロマテラピー
- アロマは「芳香」で、テラピーは「療法」を意味する。植物から抽出した精油を利用し、その良い香りで心のストレスを取り除こう、というもの。1928年フランス人の学者ガット・フォゼが命名。
- アロマオイル
- 植物から抽出した芳香成分がたっぷり含まれた精油のこと。お湯を張ったアロマポットに数滴たらすと、パッと一瞬で香りが部屋に揮発する。これだけでも十分リラックスできるが、好みにより数種のオイルを混ぜても効果的だ。
- アンバー
- マッコウクジラの腸の内部にできた結石。セクシーなニュアンスを秘めた香り。
- イミテーション
- 今はもう博物館にしかないような、大昔につくられた伝説の名香などの構成成分を科学的に分析し、それとまったく同じものをコピーして再現したもの。現代的な新しいノートを生み出す時にも、そのデータは大いに役立つという。
- インセンス
- 英語で「お香」のこと。正統派の東洋式ルームフレグランスとして、香水と同系ノートでスタイリッシュな線香をつくる場合がある。カルバンクライン「トゥルース」や資生堂「ZEN」など。
- ウッディノート
- 白壇やヒノキなど、大人っぽく落ち着いた雰囲気の香木の香り。時としてオリエンタルなニュアンスづけにも使われる。エンヴィフォーメンやラッシュフォーメン、ブルガリブラックなど。
- エコロジー
- 90年代に入りバブル景気が崩壊すると、人々の意識が自己の内面へと向かいだした。それと同調するよう巻き起こった自然回帰、地球保護の運動。オゾンノートなどの自然派ナチュラルノートはこの流れの中から登場した。
- オークモス
- メンズフレグランスの定番的ともいえる香料で、アダルトなニュアンスが強い。オーク(樫の木)に生える苔の香り。落ち着いた上品さが魅力だ。
- オゾンノート
- 甘い潮風の香りをイメージしたマリンノートや、それを淡くしたような小川のせせらぎを連想させる香りなど、自然界のナチュラルなニュアンスを秘めた新しいタイプの香り。ジバンシイのウルトラマリンやロードゥイッセイ、ソニアリキエルオムなどがその代表格。
- オー・デ・コロン
- ひとビン中の香料濃度が2~5%で、1~2時間ほど香る最もライトなタイプのフレグランス。用途としては主に自分のため、リフレッシュしたい時やお風呂上がりなどにバシャバシャとたっぷり使おう。ちなみに「コロン」とは、ドイツの街ケルンのことで、18世紀初頭、イタリア人ジャン・マリ・ファリナがケルンの湖の水で香料を薄めて使ったのが最初。
- オー・デ・トワレ
- オーは「水」で、トワレは「身だしなみ」を意味するフランス語。香りの持続時間は3~4時間ほどで、香料濃度は5~10%くらい。ほんのり軽やかな、全身づかいOKの昼間向きの香り。下地として、別のフレグランスと重ね使いしてもいい。
- オー・ド・パルファン
- パヒューム(香水)に蒸留水を加えライトにし、使い勝手を良くしたもの。香水ならではの香りの完成度はそのままに、値段はグッとリーズナブルになっているのが魅力。昼間から夜まで1本を通して使うことができるのもいい。香りの持続時間は5時間前後、ひとビン中の香料濃度は10~15%くらい。
- オリエンタルノート
- 東洋やエジプトなどをイメージして作られたエキゾチックな香り。サンダルウッド、パチュリなどがよく使われる。サンローランのオピウム、ゴルチエ、サムサラなどが有名。また、アランドロンのサムライなどはヨーロッパ人がイメージする「武将」を表現しているのだとか。
- オルガン
- 調香師が香水を作る際に使う、香料入りの薬ビンがズラリと並んだ机のこと。ここに座ってテースティングしながら処方箋を書く。ビンが段々になって置かれた様子が、ちょうどオルガンの鍵盤に似ているためこの名で呼ばれる。
カ行
- カストリウム
- 北アメリカの湖などにいる水陸両棲の動物。ビーバーの性腺組織を利用した香料。セクシーなクールビューティー風ニュアンスをつくる。
- カモミール
- ハーブティーで有名。「カミツレ」などとも呼ばれるキク科の愛らしい花。気持ちを鎮め、ゆるやかな眠りへと誘う効果もある…凛とした品格のある香り。ヨーロッパでは「純潔」の象徴とされる。
- 偽和
- 菖蒲(しょうぶ)など、高価な希少香料の代わりにそれに似た合成物質を入れて代用すること。いわば香りをフェイクするテクニックを指す。
- グラース
- 南フランス、コート・ダ・ジュールのニースにほど近い、人口3万人足らずの小さな町。良質なローズ・ド・メ(5月のバラ)が収穫されることから、16世紀以来、香水の故郷と呼ばれる。調香師ジャック・キャヴァリエもこの地方の出身。
- グリーンノート
- うす着の夏場など、朝から夜まで通してこれひとつでこと足りてしまう使い勝手のよさが魅力。シャープな印象もあり、パッと気分をUPさせる働きもある。草や若葉のすがすがしいニュアンスをベースにした香り。シャネル19番やジバンシイのグリナジィなどがその代表格。
- クールビューティーノート
- 舞踏家イザドラ・ダンカンやエリザベス・テーラー、あるいは人気モデルのナオミ・キャンベルなど、時代を代表するビューティーたちが調香をプロディース、あるいは香りのイメージモデルとなった香水。マリリンモンロー「モンロー」のように、死後その妖精的な存在感が優美な香りに翻訳され、発売に至るケースもある。
- グルマンノート
- ピーチやラズベリーの甘くフルーティな香り…あるいはバニラのエッセンスなど、香料として主にお菓子に使われるタイプのニュアンスを持つノート。夢みるようなお嬢様系ブランドのローリータレンピカが、幼い頃に大好きだったジェリービーンのフレイバーを自身の香水にフィーチェアしてみたのが始まり。ティエリーミュグレー「エンジェル」も、この新ノート確立に大きく貢献した。グルマン…とはフランス語で「美食家」のこと。
- 香水
- 恋をしたいと思っている人。両、片思いの別なく今、その真っただ中にある人・・・。厳密な定義としては、この2種類の人のてめにあるといわれている。バラやジャスミンなどのエッセンスを凝縮させた香料を、アルコールに溶かし込んだものの総称で、フランス語では「パルファム」英語では「パヒューム」。成分上の表示としては、ひと瓶中の香料濃度が25%以上のものをいう。
- 合成香料
- 「ケミカルアルマ」ともいう。脂肪の仲間のアルデヒドやオゾンノートをつくる際に欠かせないキャローンなど、科学的、人工的に合成された香料。
- 香油
- 獣などから採った油に香料を混ぜて保存したもの。香水の製法が16世紀に発見される以前、ヨーロッパなどでポピュラーに用いられていた。その発祥は紀元前3000年頃のエジプトとされる。
- 香料
- バラやジャスミンなどの花びらから抽出した「植物性香料」とムスクやアンバーなどの「動物性香料」とに大別できる。花びらからの場合、何トンもの山からわずか数kgほどしか採れず、そのため良質なものは極めて高い値段で取引される。
- コフレ
- フランス語で「香水ビン」のこと。中身の香りを象徴するような凝った美しいものが多く、そのデザインには、調香とまったく同等の力が注がれるという。有名なコフレデザイナーにガラス工芸家のルネ・ラリックや、パコ・ラバンヌやマダムロシャスのボトルを作った建築家のピエール・ディナンらがいる。
- コリアンダー
- 地中海沿岸地域が原産のセリ科の多年草。「コエンドロ」ともいう。種子を乾燥させたものが、主に料理用のスオアイスとして使われる。香水の香料としては、中近東やインドなどのオリエンタルな雰囲気をつくる際の定番ノート。
- コンクリート
- バラの花びらなどから抽出した香りの成分をワックス状に固めたもの。山のような花びらの量に対してほんのわずかしか採れないため、たったひとかけらが大変な高値で取引されるのだとか。
サ行
- サンダルウッド
- 香木の香り。伝統的な日本のお香を連想させる。東洋のミステリアスさが特徴。深い沈静と同時に、人をHな気分にさせる効果も。特に、動物系ノートと併せると濃密なエロティシズムが立ち上がる。
- シェアードフレグランス
- 共有する香り…の意。男女の別なく使えるユニセックスなニュアンス。カルバンクライン「CK-one」が有名。oneとはひとつ、そして匿名の…のWミーニングで、同じ香り、ひとつの気分を共有するという意味が込められている。そのルーツは、66年リリースのメンズの名香、ディオール「オー・ソバージュ」。当時、愛用者の大多数が女性…という現象が起こり話題になった。
- シプレーノート
- モッシー(苔の香り)や柑橘系のベルガモットなどをメインにして調香されていることが多い。フォーマルなニュアンスの落ち着いた香り。ゲランのミツコなどはその代表格といえるだろう。
- シベット
- 日本では霊猫香(れいびょうこ)という。熱帯に棲息するネコやイタチに似たジャコウネコの分泌物を香料として利用したもの。繁殖期に放たれるセクシーなニュアンスを秘めた芳香。
- ジャスミン
- 純白の花びらに秘められた…格調高い、貴族的なニュアンスの香り。ジャスミンティーのあのフレイバーを思い出して。遥かな昔、ハワイ産のものが中国で珍重された。
- 蒸留法
- 自然の花などから香料成分を抽出するための方法のひとつ。蒸留器を使って熱い水蒸気と花びらをひとつにし、天然香料の溶けこんだ芳香性のスチームを発生させる。それを冷やすと高濃度に濃縮した香り成分が得られる。
- 植物性香料
- 香料のうち、最もポピュラーで古くからあるタイプ。草花や苔(モッシー)、香木などの植物類から抽出した芳香エッセンスのこと。ハーブのアロマ療法で知られるように、その多くがさまざまな心理的効能を秘めている。
- シングルフローラル
- たったひとつの花の香りを主題に持ってきた香りのこと。バラやジャスミンの人気が高い。花香香水ともいう。
- スペアミント
- 古代のギリシャでは勇気の象徴とされ、歴代の英雄たちが戦いの前にこぞって肌に塗り士気を高めたという。パッと気持ちをアップさせる、スパイシーでさわやかなニュアンスが心地いい。ちなみにキャットミントという、猫が大好きで、じゃれてるうちにムシャムシャ食べちゃう種もあるとか・・・?
タ行
- テイスティング
- フレグランスを選ぶ際に、軽く香って試してみること。最初はそれ専用のムレットで。いよいよ欲しい!と思ったなら、チョンと肌につけてみるのもいい。15~20分ほどで、香水のノートとあなた自身の肌の香りとがひとつに溶けて、本来あるべきニュアンスが立ち上がってくるはず。
- 動物性香料
- 動物から採取した香料。サルヴァトーレ・フェラガモ「フェラガモプールオム」など、上品なレザーノートを使ったものもあるが、実際には本皮の香りはエッセンスとして抽出できず、タバコやタールを混ぜてニュアンスをつくる。
- トップノート
- 香水をつけた瞬間にアルコールの揮発とともに立ち上がり、10~20分ほどで消えてゆくニュアンスのこと。心惹く華やかな調香が多い。
ナ行
- ネオ・クラシックス
- かつてイッセイを風靡したが、現在は本社でも取り扱いのない歴史的な名香を、期間限定でリバイバルさせたフレグランスのこと。ディオール「フォーエヴァー・アンド・エヴァー」や、すぐに空港免税店でしか買えなくなったサンローラン「イン・ラブ・アゲイン」など。
- ネ
- フランス語で「鼻」の意。一流といわれるのは、世界に250人(フランス国内に40人)ほどしかいないといわれる。「調香師」のこと。英語ではパヒューマーという。シャネル5番を調香したエルネスト・ボー、アリュールを作ったジャック・ポルジュ、ソフィア・グロスマンらが有名。
- ノート
- 香りの調子のこと。直訳すれば「音符」という意味。ひとつひとつの音符がハーモニーを作ることから、転じて香りの用語としても使われるようになった。
ハ行
- パウダリー
- 粉っぽい…という意味。やわらかな母性本能を演出する際に常套的に使われる、ちょっと懐かしい感覚の“お白粉”のニュアンス。ブルガリ「プチママン」が秀逸。
- バカラ
- 最高級クリスタル・カットグラスのメーカー。ちなみにバカラ…とは、パリから東へ400㎞ほど離れた場所にある、美しい森と小川のせせらぎが印象的な小さな村の名前。ここでクリスタル・ガラスが創られ始めたのは、19世紀半ばのこと。1889年、ウビガンやゲランとコラボレートした最初の量産ものコフレをパリ万博に出品して話題に。以来、歴史的名香の香水瓶を数多くクリエイトしてきた。
- パチュリ
- インドネシアやフィリピン原産のパチュリの葉を乾燥させ、さらにその香り成分を水蒸気抽出したもの。メンズフレグランスの定番的香料のひとつ。
- バニラ(ヴァニラ)
- アイスクリームやお菓子に使われる…ふんわり甘いバニラの実のフレイバー。夢見る雰囲気グルマンノートのキュートでガリーなニュアンスづけに。
- ハーバルノート
- ハーバル…とは「ハーブ調の」という意味。ナチュラルな薬草のニュアンスを秘めた香りのこと。
- バラ水
- 現在の香水のルーツといわれるもの。古代ギリシャの人々に熱愛された。蒸留水にポトリと数滴、バラのエッセンスを落としてほんのり香りづけ。リップ前に唇に塗ると恋のおまじないになる。6世紀にアラブで発明された、天然の花の香りを液体で抽出したものも同じく「バラ水」と呼ばれている。
- フェイク
- 希少香料を、それに似た合成物質で代用すること。日本にはあるが、欧米では高値な菖蒲(しょうぶ)などがよくフェイクされる。
- パヒューム
- 香りの持続時間は5~7時間、香料濃度は15~30%くらい。液体の宝石、などと呼ばれ、あらゆるフレグランスの中で最も完成度の高いタイプの香水がこれ。まろやかさに加え、深みもあり、香料濃度が高い分、値段も高い。昼間より、どちらかといえば夜向きの香水が多い。
- フォーミュラ
- 調香師が緻密な計算上に作った「香りの処方箋」のこと。何百種類という香料の名前がズラリと並び、その分量などの詳細なデータが記されている。
- フゼア系ノート
- 潔い、フレッシュでキリッとしたニュアンスがメンズ向き。1882年、ウビガンが発表した名香「フジュール・ロワイヤル」がルーツ。樫の木に生える苔、オークモスをベースに、ラベンダーなどをスパイスとしてつくられる。
- フルライン
- まったく同じノートで、パヒューム→トワレ→コロンと用途にあわせ、香りの濃さを変えてライン展開するケースはよくある。けれど、これはさらにそこからバス~基礎化粧用品までをひとつの香りで展開したラインのこと。ジャック・キャヴァリエ調香の資生堂「ヴォーカリーズ」など。ちなみに、パリの香水メーカー、ロシャスが1960年に発表したフローラルアルデヒドの傑作「マダム・ロシャス」には、限定発売の同ノートの香水石鹸があり、パリジェンヌ憧れのプレミア品だった。
- 賦香率(ふこうりつ)
- 1本のフレグランス中に純粋な香料成分がどれくらいのパーセンテージで含まれているかを表した数値。これが高ければ高いほど、そのフレグランス自体の値段もつり上がっていく。
- フローラルブーケ
- いくつもの花の香りをひとつにして花束のようにした香りのことを指す。ブーケとは「花束」の意。贅沢な雰囲気がある。男がつける場合は、ちょっとくどいので、とにかく控えめに香らせることを心がけよう。ニナ・リッチのレール・デュ・タンなどはこのタイプの古典的名香。
- フローラルアルデヒド
- 合成香料のアルデヒドノートを加えることによって、より華やかさを強調させたフローラルノートのこと。フォーマルな印象もあり、年代を問わず人気の高い香り。シャネル5番やクレージュ・イン・ブルーなどが有名。
- フローラルグリーン
- フローラルノートの華やかさに、すがすがしい緑のイメージのグリーン系ノートをアクセントとしてプラスしたもの。シャネル9番がその代表格。
- フロリエンタル
- オリエンタルノートとフローラルノートを合わせたようなエキゾチックな雰囲気が印象的な香り。
- ベイビー・フレグランス
- 赤ちゃん専用の香水。けれど、敏感肌でも安心なため大人の女性がつけることが多い。第1号は87年に登場したジバンシイ「プチサンボン」。シトラス&ライトフローラルの軽さが受けて大ヒット。ヴェルサーチ「ベビーローズジーンズ」などが後に続いた。
- ベルガモット
- パッと気持ちをアップさせる、オレンジ系の甘酸っぱいニュアンス。心弾むよう。消毒・殺菌に加え、リラックスの心理的効果もある。
マ行
- マリンノート
- 甘い潮風のニュアンスを秘めたノート。遠い夏の砂浜を思わせる切ない雰囲気がロマンチック。ジバンシイ「ウルトラマリン」などがその代表格。
- ミドルノート
- 香水をつけて15~20分ほどで立ち上がってくる香り。2~3時間ほど残り、その香水の主題を表現する。ハートノートともいう。
- ミニチュア
- お試し用に、ごく小さなサイズのコフレに入った香水。
- ムエット
- フランス語で「匂い紙」のこと。つまり、香水をためすためのテスター。ショップなどで一度に何種類かテースティングする際、手首に匂いを付けずにすむので重宝する・パタパタ振ってアルコールを飛ばした上で香りをチェックしよう。
- ムスク
- セクシーで甘いニュアンス。ヒマラヤの山岳地帯に棲むジャコウ鹿の性腺分泌物を乾燥させたもの。
ラ行
- ラストノート
- ベースノートともいう。香水をつけてから2~3時間ほどで立ち上がってくるニュアンス。ほんのり残り香として半日ほど続く。
- ラズベリー
- フランス語では、フランボワージュ。えぞいちごの実のこと。甘酸っぱく美味しそうなニュアンスがグルマンノート向き。
- ラベンダー
- 南ヨーロッパ原産のシソ科の花。古くからバスオイルとして利用されたため、その名の由来はラテン語の「ラバレ=洗う」なのだそう。
- ローズ
- 甘くフェミニンな優雅さが古代ギリシャやエジプトで愛された。フレグランス香料の代表格。
ワ行
- ワンノート
- 肌につけた瞬間から残り香が消え去るまで、ニュアンスがいっさい変わらないフレグランス。普通はトップ→ミドル→ラストノートと香りは3度変化する。ランコムのポエムやブラックティーネースのブルガリブラックなどがその代表格。